沖田総司(森久保祥太郎) 紅ノ雨 歌詞
作詞:森由里子
作曲:野崎心平
発売:2023-02-06 11:35:44
今夜は嵐になりそうだね。
桜も今日で散っちゃうかな。
いまわのきわの桜よ、
もうすぐ僕も散るよ。
立ち塞がる敵と、余計な感情
この刀で何もかも断ち斬ってね。
命、それは儚いものだよ。
すべては運命と笑えばいいんだ。
桜よ、散れ。 一夜(ひとよ)の雨に。
闇の中に残った花の骸(むくろ)よ、
何もかも、風に舞い散れ。
僕の存在も、名前も忘れていい。
みんな、きっと、うたかたなんだから。
この世を去るときは、
戦(いくさ)の果てに逝きたいと思うよ。
最期に、敵を残らず
倒してから逝きたい。
仲間の為に、前に出ること。
誰よりも、敵を討つこと。
それが、僕の生きた証だよ。
誰もが独りで生まれ、独りで死ぬ。
だけど、生きた日々、僕には新選組があった。
雨よ、降れ。止まなくていい。
躊躇いも迷いも僕にはとうにない。
敵の中に斬り込んでゆくなら
死に場所は、この剣が
きっと、教えてくれるだろう。
命を賭けるほどの夢があった。
だからこそ、僕は生き急ぐ。
桜よ、散れ。無垢な暗闇に。
花びらは、いつも振り返らずに散ってゆく。
ひとひらの後悔もない。
守るべきもののために
僕は、鬼になったんだから―。