日食なつこ 夜間飛行便 歌詞
歌:日食なつこ
作詞:日食なつこ
作曲:日食なつこ
発売:2023-02-09 04:55:21
幾星霜ぶりの感情です それは突然降り落ちた
11月、散って枯れる季節にひとり芽吹いて勝手に咲いた花
ずいぶん前に忘れていたんです 水を撒いて育んで
めんどくさい手入れ必須な心 それでも僕ら抱えたがって
「叶うといいよね」「似合えばいいよね」
戯れの行く末 知る由もないよね
Much far taller than I am you are, I guess 意味のない背比べをしたい
12月、降って積もる季節にあなたの影だけが黒くて
視界の隅っこでその目を盗み見て
振り向くことを願えばほら許されない微熱 しょうがないじゃんか
どうせ どうせ 365日すれば忘れる
くだらない些細な恋も丁重に運ぶ夜間飛行便
乾いた赤い目は 眠れぬ夜にすら夢を見る
凍えそうな雲の上 火照った身体で飛ぶ red-eyeflight
幾星霜ぶりの絶望です 花咲かすことなく悟った
翌1月、あっけなく思い知ったあなたの生活 それもそうか
予測できた話 ありふれた終わり それを今更な話
しょうがないじゃんか
ついに ついに 手に入らなかった愛を引きずって
救われない哀れな僕も乗っけてくれるか夜間飛行便
大洪水の赤い目を それでも凝らしてやっと見送る
暖かい春の向こう 愛なんてものはもう足りていた
あなた凍えそうな雲の上 終わり方も分からず red-eyeflight