家の裏でマンボウが死んでるP 恋のタンドリーハート ~素手で触るとGITOGITOするよ~ 歌詞

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恋のタンドリーハート ~素手で触るとGITOGITOするよ~ 歌詞

歌:家の裏でマンボウが死んでるP

作詞:タカハシヨウ

作曲:タカハシヨウ

発売:2023-03-23 12:56:17

もしも私が恋をするならば
理想の相手は決まっていて
背は高くスタイルが良くて
バスケ部ではエースを務め
勉強は苦手でも頑張り屋で
とにかくいつでも優しくて
だけどちょっぴり不器用で
好き嫌いなく何でも食べて
結構なおっちょこちょいで
時々頼りないこともあって
でもいつも一生懸命だから
一緒に成長したいと思えて
たまに怒ることもあるけど
それも私を思ってのことで
最後には必ず笑顔をくれる
そんな心が暖かくなる人で
例えば寒い冬の放課後には
私は校門であなたの部活が
終わるのを待っているけど
そしたらあなたは大急ぎで
汗をかきながら走ってきて
「待たせてごめんな」って
「寒かっただろあっちでさ
ココアでもおごるよ」って
そんなのいいって言ったら
俺もいっぱい運動したから
喉乾いたんよだって強引に
自販機まで私を引っ張って
でもあなたお財布忘れてて
ポッケ全部ひっくり返して
今度は冷や汗かいちゃって
しょうがないし私が払って
なんかあなた凹んでたけど
私よりかなり大きいくせに
まるで小さい動物みたいで
あ な た のXLのPコートの
ポッケに私の手はすっぽり
素敵なコートねと言ったら
「そうだろ。気に入ってる
色が最高なんだよ」なんて
そこじゃないのになあって
私は一人だけ笑っちゃって
「何で笑うんだよ?」って
困っていたのももう昔の事
私たちもついに3年になり
私は極普通に地元の大学に
進学するつもりだったのに
あなたは上京するんだって
突然の事で私泣いちゃって
だって叔父のお店を継いで
板前になるのが夢だなんて
あの時はじめて聞いたから
たまに帰って来れる?って
喚き散らしながら尋ねても
「そうしたいけど、難しい
修行が大変なんだよ」って
やだやだって駄々をこねて
あなたと離れ離れだなんて
想像すらもしたくないから
そんな馬鹿な私をあなたは
優しいけど少し悲しそうな
はじめて見る瞳で見ていて
それからは気まずくなって
会話もできない日が続いて
ある日一人の帰り道の途中
顔を腫らしたあなたがいて
どうしたの?って聞いたら
「叔父さんの店は継がずに
ここに残るよって言ったら
こっぴどく殴られた」って
「でも俺もう絶対東京には
行かないし安心して」って
「家出してきたんだ」って
大丈夫なの?って聞いたら
「君が僕に望んでることを
するのが僕の幸せだ」って
その言葉は嬉しかったけど
それより胸の痛みが強くて
私が優しさに甘えたせいで
あなたを傷つけてしまって
私の大好きは独りよがりで
あなたを苦しめてばっかり
今更になってこんなことを
言える立場じゃないけれど
全部私が間違っていたから
東京に行ってって伝えたら
「違うんだ。君は悪くない
それに僕は優しくないんだ
僕は目標を投げやりに捨て
君がいる方に逃げただけで
自分のためにやったことを
君のためだって言い訳して
君のせいにしたズルい男だ
僕がいると君を傷つけるし
僕の大好きは君を苦しめる
もうダメなんだ。別れよう
僕はやっぱり東京に行く」
私は泣いて返事もできずに
そしてそのままもう一度も
言葉を交わすことはなくて
あっという間に10年経ち
私は卒業後地元で就職して
上司には理不尽に怒られて
家に帰っても親にそろそろ
結婚しなさいと怒られるし
やがてストレスは限界値に
勢いで仕事を辞めちゃって
一人で寂しく京都に旅行へ
ガイドブックで気になった
和食のお店に来てみたけど
まさか今日は定休日なんて
しょうがないから隣の店に
なぜか妙に入り口が汚くて
お客さんは一人もいなくて
失敗したなって思ってたら
次の瞬間には息が止まって
だってカウンターの向こう
あなたが立ってるんだもの
少し大人っぽくなったけど
だけど笑顔は変わってない
何て言えばいいかわからず
ただ立ちすくんでいる私に
「いらっしゃい」と言って
カウンターの席に座らせて
「今日仕入れた中で一番の
カツオのお刺身です」って
頼んでないよって言ったら
「自販機のお返しだ」って
あなたが捌いた魚の料理を
食べながらたくさん話して
「支店任されたんだ」って
「売上はイマイチだ」って
おいしいけど玄関くらいは
掃除しなきゃって言ったら
「先週バイトに逃げられて
掃除もままならない」って
「君が僕の奥さんになって
手伝ってくれないか」って
まだ再会したばかりなのに
いきなり何言い出すのって
「ずっと君を想ってたんだ
どうかやり直させてくれ」
私には意味わからなかった
やり直すなんておかしいよ
だって私返事してないもん
ただ遠くに離れてただけよ
「そうか。なら僕らはもう
ずっと一緒だ」って笑って
柔らかく抱きしめてくれる
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます
そんな王子様を待ってます

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