高瀬豊子 久慈海岸 ひとり旅 歌詞
歌:高瀬豊子
作詞:丸山八留男
作曲:宮下健治
発売:2023-01-30 23:44:03
ひとりたたずむ 久慈海岸の
波がわたしの こころを責める
結んだあの日の 縁(えにし)の糸が
いつか解(ほど)けた 二人です
あなたを不幸に したくはないわ
そっとそっと身を引く 旅の宿
抜いた指環を 手紙に添えて
置いて来ました あなたの机
叱ってください この我がままを
浅い眠りの ひとり寝は
閉じても窓から ひゅるひゅるひゅると
啼(な)いて啼いているよな 虎落(もがり)笛(ぶえ)
遠くはるかな みちのくの海
荒れる日もあろ また凪(なぎ)の日も
もいちど出直す 女の前途(みち)は
きっと有磯(ありそ)の 波しぶき
それでも気強く 口紅引いて
明日へ明日へ汽車待つ 久慈の駅