犬神サアカス團 恐山 歌詞

犬神サアカス團の「恐山」歌詞ページ。「恐山」は、作詞:恐山、作曲:恐山。

恐山 歌詞

歌:犬神サアカス團

作詞:犬神明

作曲:犬神明

発売:2012-10-27 05:55:38

これはこの世のことならず
死出の山路の裾野なる
賽の河原の物語

赤く咲くワスレグサ 燃えるような恋の花
やがて散る宿命なら 咲き乱れて死にたい
狂おしく悩ましい 色欲にとらわれて
人並みの幸せを 手放してしまった

淫らな夢のつづき もう一度見たくて
きつく首しめながら 夜ごと抱かれた

地獄の底から吹き上げる
熱い風に身を焦がし
極楽浄土へのきざはしは
千切れたままの蜘蛛の糸
このまま抜け出せぬ暗闇の子守唄

月は満ち羊水が うらめしく流れ出す
血にまみれ産まれた 望まれぬ命

呪われた恋の終わり 無垢な赤子の
濡れた布で口塞ぎ 息の根を止める

母の温もりを知らぬまま
捨てられた魂よ
賽の河原で積みあげた
石の塔はくずされて
いつまでも報われぬとこしえの子守唄

飢えたカラスが鳴く夜は
村で誰か人が死ぬ
ひだるい暮らしの口減らし
姥捨て山に神かくし
熱く煮える
血の池地獄
咎(とが)を背負った女が
身をなげた

淫らな夢のつづき もう一度見たくて
きつく首しめながら 夜ごと抱かれた

地獄の底から吹き上げる
熱い風に身を焦がし
極楽浄土へのきざはしは
千切れたままの蜘蛛の糸
このまま抜け出せぬ暗闇の子守唄

聞くにつけても哀れなり
二つや三つや四つ五つ
十にも足らぬおさなごが
峰の嵐の音すれば
父かと思いよじのぼり
谷の流れを聴くときは
母かと思いはせ下り
手足は血潮に染みながら
河原の石をとり集め
これにて回向の塔を組む
今日は初七日、二七日(ふたなのか)
四十九日に百か日(ひゃっかにち)
極楽ヶ浜に血の池地獄
恐山には風吹くばかり
恐山には風吹くばかり
恐山には風吹くばかり

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

同名の曲が1曲収録されています。

犬神サアカス團人気歌詞

人気の新着歌詞

Girls Trouble

有華

イライラするのはどうすれば良い何かがあったってわけ ...

Distorted World

内田真礼

たった一つ純粋な願いはひずんだ世界にかき消えないで ...

花の水鉄砲

くるり

夢見る街 花の水鉄砲 吹き荒れる街 花の水鉄砲頭は ...

猫リセット

ずっと真夜中でいいのに。

始める数秒前のメンテ頭は重いし 毛は逆立ったどうし ...

青い鳥

渡辺美里

泣きたいくらい一人でもきみはひとりぼっちじゃないよ ...

Hail against the barn door

古川本舗

穏やかな日々の終わり、春の夢。清かな君が伝えようと ...

レディメイド

Ado

ロンリー..寄る辺ない侘しさに頬杖ついてるようじゃ ...

慟哭

Ms.OOJA

避けられてるかもしれない予感それとなく それとなく ...

噂の雨がふる前に

純烈

好き 好き 好きだから遊びで恋など できないくせに ...

リトルメロディ

七尾旅人

耳をすませて 歩いてみればいつもの道も オーケスト ...

歌詞検索lyricjp.comでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。