鹿乃 Q 歌詞
歌:鹿乃
作詞:じん
作曲:じん
発売:2018-12-19 12:31:05
暗い顔の ストレンジゴート
『幸せ』の 柵の中で
時間切れの 夢を見ている
汽笛鳴らす 列車と
染まって行く 街の景色を
呪いながら 夢を見ている
生まれつき 歪(ゆが)んでる
心根(こころね)は 呪いじゃないから
治し方もきっと ないのだと
俯いて 笑ってる
それをまた 笑った彼らに
怯えながら 今日になったのさ
正解を 訊ねても
正論が 響くだけ
絶望に 塗れている
こんな今日が なんでか ずっと続いていくんだ
「悲しんでる 理由はなんですか?」
「泣いていた 理由はなんですか?」
応える口すら 奪ったのは
君なのにさ
飛び立つ為の 羽が無くたって
飛び越えて行く 足が無くたって
この心は 夢を見る
不確かなものを 祈っている
歩き出した ストレンジゴート
『幸せ』の柵の 外で
時間切れの 旅をしている
希望行きの 切符は
今更 買えやしないから
遅い足で 旅をしている
「きっと、もう終わってる」
聞こえた 言葉の意味は
自分が一番 解っていて
それなのに 望んでいる
矛盾した 心の在り処を
探すために 今日を生きたのさ
心配を 数えても
失敗が 増えるだけ
絶望に 馴染んでいく
こんな今日に 今日も泣かされてしまうんだ
「諦めた理由は なんですか?」
「苦しんでる理由は なんですか?」
気づかれないように 隠したのは
自分なのにな
悲しんでた 理由はなんだっけ
泣いていた 理由はなんだっけ
この心は 映し出す
不確かな 想いを
正論が 響いても
常識が 溢れても
絶望が 有触れても
こんな今日を 今日で終わらせたくは ないんだ
「悲しんでいる 理由はなんですか?」
「泣いていた 理由はなんですか?」
答えが初めからないのなら
自分次第だな
飛び立つ為の 羽が無くたって
飛び越えて行く 足が無くたって
この心は 夢を見る
不確かな明日を 祈っている