かなでももこ fragment 歌詞
歌:かなでももこ
作詞:霜月はるか
作曲:霜月はるか
発売:2023-02-09 18:55:11
そよいだ草の音にざわめいた胸の奥
ふと歩みを止めた翠の波間に
揺らいでは消えゆく蒼色の幻は
忘れていたはずのあの日の残像
佇む少女は空の下
幼いその手を伸ばしては
まだ見ぬ雲の先に焦がれていた
心の形までは 薄れて触れないけど
確かに胸(ここ)に在る 私の記憶(かけら) 気付いた
そよいだ草の音が呼び覚ます故郷は
もう戻れないほど遥か地の果てに
旅立つ少女はあの日から
幼い世界を抱きしめて
幾つの分かれ道 選んだのだろう
歩んできた軌跡を示す足跡は消えても
確かに此処に居る私が 記憶(きみ)ごと連れてく
明日へ
淡い光の中 振り向きかけた少女は
刹那 強い風に跡形も無く消えた
遠ざかる記憶は 薄れて触れないけど
確かに胸(ここ)に居る ずっと共に行こう