鏡元もとじ 千羽鶴 歌詞
歌:鏡元もとじ
作詞:鮫島琉星
作曲:清水靖晃
発売:2023-02-04 00:12:42
「季節の変わり目 気を付けて」「こっちのことは大丈夫」
「今度は大きな病院に連れて行くね」と知らされた
妹夫婦に任せきり 詫びる気持ちの千羽鶴
夜中の携帯(でんわ)が耳をつく 悪い予感は当たるもの
都合付いたら帰ってと 受話器の向こうは震え声
片道切符を握りしめ 汗は流れてうろたえて…
あなたが倒れた台所 壊れた湯呑みも あの日のまま
病(やま)い上手(じょうず)の治(なお)り下手(べた)
ゴメンねゴメンと繰り返す
あなたが一番辛いのに 痩(や)せて小さくなってゆく
お願い!連れていかないで 息を吹きかけ擦(さす)る手に
あなたが笑った気がします 眠ってるよな気がします
もうすぐ家(うち)に帰れるよ 畳の上で休めるよ
頑張り抜いた…証には 風に揺(ゆ)らめく千羽鶴
風に揺らめく千羽鶴