NENEZ 山河、今は遠く 歌詞
歌:NENEZ
作詞:岡本おさみ
作曲:知名定男
発売:2015-09-30 19:42:40
一、
乾いた街を潤した雨も どうやらあがったようだね
花屋の角を曲がった店で 友よ今夜も飲もうか
つきぬ喜びやりきれぬ思い 切ない別れもあったな
花束を抱いて照れていた 友の笑顔を思い出す
澄み切った川の街 退屈だよと出てきたが
帰るのも悪くはないと なんど思ったことだろう
故郷が遠ざかる 想い出は近くなる
口になど出さないが がんばれよ がんばれよ
二、
妻がひとり娘がひとり さざなみのように平凡で
10人並の娘にはどうも 好きな男がいるらしい
祭りばやしが聞こえてくると おやじのことなど思い出す
浴衣姿にねじり鉢巻で 幼い俺を肩にのせ
山脈の見える街 老いた母がひとりで
陽のあたる縁側で 眠りこけてはいないか
故郷が遠ざかる 想い出は近くなる
口になど出さないが がんばれよ がんばれよ