ひとしずく×やま△ feat.鏡音リン、鏡音レン 四季折の羽(原題:鶴の恩返し) 歌詞

ひとしずく×やま△ feat.鏡音リン、鏡音レンの「四季折の羽(原題:鶴の恩返し)」歌詞ページ。「四季折の羽(原題:鶴の恩返し)」は、作詞:四季折の羽(原題:鶴の恩返し)、作曲:四季折の羽(原題:鶴の恩返し)。

四季折の羽(原題:鶴の恩返し) 歌詞

歌:ひとしずく×やま△ feat.鏡音リン、鏡音レン

作詞:ひとしずく×やま△

作曲:ひとしずく×やま△

発売:2015-09-30 19:44:13

舞い落ちる粉雪が
山の背を白く染める
寂れた村の荒ら家で
二人、身を寄せ合う冬の夜

「出会った日も、雪だった」
あなたが 微笑みつぶやく
囲炉裏火に火照った顔を
大きな袖の影に隠した

春の訪れを
息吹の歓びさえずる鳥達と 歌う
「綺麗な声だね」と あなたが言った
ただそれが、その言葉が、嬉しくて

「いつか、綺麗な声が出なくなっても、
それでも、私を愛してくれますか?」
「当たり前だよ」って 優しく笑い
そっと 大きな手が頬を撫でた

青葉照る 夏の午後
あなたが病に倒れた
貧しい夫婦暮らしでは
あなたを治す薬は 買えない

明くる日も 明くる日も
ただ、ひらすらに機を織る
儚き紅葉の葉のように
あなたの命を、散らせはしない

季節は流れて
夏の終わりを告げる鈴虫が リン、と鳴く
「綺麗な指だね」と
傷だらけの手を握る、その手が
あまりにも冷たくて...

「いつか、綺麗な指がなくなっても、
それでも、私を愛してくれますか?」
「当たり前だよ」って 咳き込みながら
痛む指を 大きな手が包んだ

昼も夜も 機を織り続けて
早く、早く、薬を買わなければ...
もう少し、あと少し、紅葉が散る前に
この指が止まるまで...
この羽が、尽きるまで...

嗚呼 落日の風
無情に朽ちていく実の
灯火を揺らし 落とす

「いつか、私がヒトじゃなくなっても、
あなたは、私を愛してくれますか?」
怖くて 真実は告げられぬまま
そっと ひとり、最後の羽を折り...

「当たり前だよ」って僕は笑い
翼を失くした君を抱きしめ、言った
綺麗に羽ばたいたあの日の鶴を
ずっと、今でも覚えているよ
そして 変わらず君を愛しているよ

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

人気の新着歌詞

Girls Trouble

有華

イライラするのはどうすれば良い何かがあったってわけ ...

Distorted World

内田真礼

たった一つ純粋な願いはひずんだ世界にかき消えないで ...

花の水鉄砲

くるり

夢見る街 花の水鉄砲 吹き荒れる街 花の水鉄砲頭は ...

猫リセット

ずっと真夜中でいいのに。

始める数秒前のメンテ頭は重いし 毛は逆立ったどうし ...

青い鳥

渡辺美里

泣きたいくらい一人でもきみはひとりぼっちじゃないよ ...

Hail against the barn door

古川本舗

穏やかな日々の終わり、春の夢。清かな君が伝えようと ...

レディメイド

Ado

ロンリー..寄る辺ない侘しさに頬杖ついてるようじゃ ...

慟哭

Ms.OOJA

避けられてるかもしれない予感それとなく それとなく ...

噂の雨がふる前に

純烈

好き 好き 好きだから遊びで恋など できないくせに ...

リトルメロディ

七尾旅人

耳をすませて 歩いてみればいつもの道も オーケスト ...

歌詞検索lyricjp.comでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。