ぼくのりりっくのぼうよみ Water boarding 歌詞
作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ
作曲:bermei. inazawa/ぼくのりりっくのぼうよみ
発売:2016-07-21 15:15:34
水が落ちる
密室 全てmissing
絡まってる輪の中
水が降り注ぎ居場所を奪う
鉄の匂いと罪の痕
緩い酩酊が思考を覆う
苦し紛れの足掻きは滑稽で
上がる水位に踊らされる
祈りを 手を伸ばしても
塞がらない穴から流れていく
笑う影法師 天井の鉄格子
命の質量を削りだすwater flow
腰まで浸した流体は死の足音を響かせる
失った現実に空っぽになっていく心さえ
埋め尽くし全て 溶かし尽くした全て
からから廻る発条仕掛けの人形劇
当てもなく彷徨うだけの日々が愛おしい
絶望は胸までを飲み干してそっと消える
不可逆の砂時計に
意味も分からずに踊らされる
生まれ落ちた咎の故に消える命
まだ諦められずに
最終章が幕を開け 水が全てを無機物にしてしまう
終止符は呆気無く打たれ終わる
彼はまたこうしてやり直す
真綿で首を絞めるかのように纏わる
命の終わりさえ現実を持たなくて
幕を閉じる一瞬が最初で最期の生
不可逆の砂時計に
意味も分からずに踊らされる
生まれ落ちた咎の故に消える命
まだ諦められずに
落ちきった砂時計は
命溶かし全て終わらせる
生まれ落ちた咎は終に償われず
ここに残る