歌:岡崎体育
作詞:岡崎体育
作曲:岡崎体育
発売:2016-12-07 20:15:29
朝のおぼろげとした静寂 ペンの柄に映る窓越しの東雲
夜の色鮮やかな喧噪 猫のように街と街を往来
硬い思念 柔い思考 近い想い 遠い記憶 髪の毛の癖
狭い視野 広い交遊 長い沈黙 短い挨拶 声のトーン
互いに違う目の奥の光 条約にない友好の跡
永久の砂を攫う広い海で
対義や類義の疎らな波に呑まれては沈んで
正面衝突 正反対も解いては結んで
論及 論決 幾星霜に散らばる言葉を集めて拾うよ
潮風薫りゆく 浜辺に浮かべた繋がりは一つに
夏の駅に眩んだ電光 ワイシャツの襟に滴る勤め汗
冬の雨にくすんだ憧憬 薄めた絵の具で線を描いた
現実/空想 優秀/劣等 賛成/反対 実践/理論
酷評/絶賛 応用/原理 解放/閉鎖 以外/以内 未来/過去
裸眼でなぞった普段の景色 片手で掬(すく)う現代の用途
当て所なく嵩張る更新の音で
対義や類義の疎らな波に呑まれては沈んで
少年少女の青春譚も紡いでは削って
根本 根底 見据えた景色は同じ色してる旅だと祈るよ
潮風香り立つ 潮にゆだねる想いは二人で
対義や類義の疎らな波に呑まれては沈んで
正面衝突 正反対も解いては結んで
論及 論決 幾星霜に散らばる言葉を集めて拾うよ
潮風薫りゆく 浜辺に浮かべた繋がりは一つに