歌:宮下遊
作詞:Somari
作曲:Somari
発売:2022-03-16 09:13:23
虚しくて虚しくて 今日も生まれるの
息をしてる息をしてる 人のようだった
ねぇ 腕を伝い 指先へ滴る
雫の名を教えて欲しい
ねぇ 気づいてない? この手を蝕む傷口
虚しさもただの創作にすぎない
ずっと虚しくて虚しくて今日も腐ってるの
息をしてるフリをしてる 人のように
要は好都合なストーリーを歌ってるんだよ
もう救いなんかある訳ないのに
どうしたってどうしたって盲目
聴覚しか感じないされど音楽 音楽の感情
君がいないと生じないうるさいただのホワイトノイズだって
決められたシーケンスにすぎない
嗚呼 そうしてそうして今日みたいな明日を迎えて
まだ暗い身体を抜け出せないまま
故に再び生きてしまう
当然と救われない生命が 救われない生命足りえたかって
なんて言ったって
「間違いだ 生命に価値をつけて」 って生命をないがしろにしてる
ヒューマン ヒューマンが 笑ってたんだ 泣いてたんだ
妬いていたのか揺らぐ心に
ただ笑いたかった 泣いてみたいと思いたかった
雨よ 雨よ 宛もないこの3.5ばかりの生命を
救うような理由(ワケ)を降らせてくれよ
嗚呼 どうしたってどうしたって妄想
喪失の痛みさえされどサンプル サンプルの感傷
君がいないと生じない 消えない母の温い
記憶だって描(えが)かれた空想にすぎない
嗚呼 そうしてそうして 興味無い言葉つなげて
ただ脆い体を温めながら 赦(ゆる)されたいとまた呟いた
僕のこの生命が 君の生命のための消費物足りえたかって
なんて言ったって
「なぁ間違いだ 生命に価値をつけて」
って偽善に歌詞を付けたみたいな虚しさに
ずっと もうずっと首を締められてた
それならいっそ虚しさも受け入れられるように
どうして どうして
不安が水滴のようにこの腕を這って伝って痛いよ
切り裂いた場所がこんなにも痺れるのが感情と言うの?
嗚呼 喪失 忘却 データ上のバグを治して
まだ暗いあなたの Rain.wav(雨音)さえも消して
消して 消して 再生
E413_RETL
虚しくて_虚しくte 今日も生まれるの
BreAthiNg.息をしてる ヒトのようだった