Gameni 身代わりキボンヌ 歌詞
歌:Gameni
作詞:真部脩一
作曲:真部脩一
発売:2023-01-29 21:53:45
わたしクローンだった
女王陛下の身代わり 影武者だった
金銀細工のお城の中の夢
都花盛りで
当代きってのまばゆい春の歌
その名の通り
絢爛豪華なHer Majesty
贅沢ならお手の物
シャンシャンシャンと宝石の雨が降る
ワルツの調べに乗って
船が夜ごと去りゆく恋を
浮かべ荒れた海の上を渡る
丘を越えて駆ける馬車の
飾りつきの洒落た窓に映る
時間は華やいで流れてゆくわ
わたしクローンだった
女王陛下の身代わり 影武者だった
暮らしはちょっと退屈だった
時代の生贄だった
臣民臣下は傅いて
誰ぞ知る 誰ぞ知る
季節がどんなに巡っても
ああ わたしは女王陛下じゃない
宮中にわかに軒並みざわめいて
パニックまがいのダンスで
パーティドレス 長い裾踏んづけてる
Oops, I'm Sorry
集中砲火は止まない雨のよう
街は煙にまみれて 民衆蜂起よ
突きつけられた
革命の剣の先
Oh my God
そんなまさかのクーデター
こんなことってないわ 濡れ衣なの
そうよ存外怖くはないわ
逃げ遅れただけの 人違いよ
事件は絡まってねじれてゆくわ
偽のクイーンだった
女王陛下のレプリカ
イミテーションのわたしが今夜
牽かれてく かわいそうに
誰か気付いて
褪せたブラウンの瞳が翳っていた
午後の気怠い空気
クラウンを髪から外して
わたしはお縄についた
断頭台への道すがら
ひた走る ひた走る
女王陛下は笑ってた
そう わたしは女王陛下じゃない