島爺 エンドロールに髑髏は咲く 歌詞
歌:島爺
作詞:さまぐら
作曲:さまぐら
発売:2017-08-03 07:54:24
揺れた影が映した記憶を見ないように隠した
弱くて、不器用な、この僕が主演の相変わらずの日々さ
歩けば歩く程に 見失うものだから
この空席が点す熱をこの胸に刻んでいく
意味もなく咲かせた一輪花のように
物語も、唄も、エンディングもない
ただ僕だけが照らす光の先で
その花弁を散らしていくのだろう
震えた声で呼ばれた気がして、後ろを振り返ると
弱くて、不器用で、情けないこの僕が寂しそうに立っていた
歩けば歩く程に 君とは遠くなるから
この掌に灯る熱をこの胸に落として欲しいんだ
今日も昨日も明日も問い続ける日々に
本当かも、嘘も知ることはできない
ただ僕だけが点す灯籠(あかり)の下で
その確かさを満たすのだろう
今、ここで鳴る鼓動の意味 僕だけが持つ残り火を
意味もなく生まれた髑髏のように
物語も、唄も、エンディングもない
ただ始まりのまま終わりを告げる
その虚しさがこの「僕」なんだろう
意味もなく咲かせた一輪花のように
物語も、唄も、エンディングもない
だけど僕の目から光が落ちて
その水溜りに「意味」が咲くのだろう
その花弁を散らしていくのだろう