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楠木ともり 眺めの空 歌詞

歌:楠木ともり

作詞:楠木ともり

作曲:楠木ともり

発売:2020-08-19 07:18:16

ぬるま湯に足首までつかって
1人静かに溶けたいだけなのに
氷ごと水をかけられちゃ
僕は隣(ここ)を歩くしかなくて

蝉の聞こえない裏路地
匂いのしない駄菓子屋も
おまえのせいだってわかってんだ
僕の夏を返してよ

あぁ くらくらする
きっと暑さのせいじゃない
とおい空のせいでもない
「暑いね」なんて
無理な笑み おまえの癖に
嫌気がさしただけなんだ

風になびくブラウス背中だけ
張り付き透ける淡い幻覚色
いつもと違うのは気のせい?
僕は未だ罠に気づかずに

見かけなくなった野良猫
冷たくない無味のスイカ
おまえのせいだってわかってんだ
僕の夏を返してよ

あぁ くらくらする
きっと暑さのせいじゃない
あおい空のせいでもない
アイスクリームに
かぶりつく横顔にただ
嫌気がさしただけなんだ

ずっと打ち上がらない花火
胸に響いてこない音
おまえのせいだってわかってても
僕の夏を君は捕る

だから

あぁ くらくらして
きっと僕だけじゃないだろ
ずるい君のせいなんだろ
明るくなった
一瞬の横顔にただ
嫌気がさしただけなんだ

赤みがさしただけなんだ

同名の曲が1曲収録されています。

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