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吉幾三 落陽 歌詞

歌:吉幾三

作詞:岡本おさみ

作曲:吉田拓郎

発売:2014-04-04 14:10:09

しぼったばかりの 夕陽の赤が
水平線から もれている
苫小牧発 仙台行フェリー
あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテープを拾ってね 女の子みたいにさ
みやげにもらった サイコロふたつ
手の中でふれば また振り出しに
戻る旅に 陽が沈んでゆく

女や酒より サイコロ好きで
すってんてんの あのじいさん
あんたこそが 正直者さ
この国ときたら 賭けるものなどないさ
だからこうして ただようだけ
みやげにもらった サイコロふたつ
手の中でふれば また振り出しに
戻る旅に 陽が沈んでゆく

サイコロころがし あり金なくし
フーテン暮しの あのじいさん
どこかで会おう 生きていてくれ
ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった
男の話をきかせてよ サイコロころがして
みやげにもらった サイコロふたつ
手の中でふれば また振り出しに
戻る旅に 陽が沈んでゆく

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