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椿屋四重奏 落陽 歌詞

歌:椿屋四重奏

作詞:中田裕二

作曲:中田裕二

発売:2011-04-09 07:03:14

何時になく冷たひ 風は吹き募る
我が身の向かふ先は 月の生まれし所
無知を晒す その都度 浮かび上がる伝を掬ひ集めたれ
其方は目を背けずに 削られゆく此方の手を握る
照らし出される夢の有り様 痛ましひ程の仕合せ
擦り切れた言葉を 引きずれば はて 何処へ向かふのか
解せぬまゝに罪を束ねた

たもとに隠しごと ふところに秘めごと
汚れなきものなど 現身に非ず
塵のやうな儚さ 木枯しに徒吹かれ 転がる致し方

其方は目を背けずに 血の醒めゆく此方の背を辿る
此のまなこに映つてゐたのは 海に沈みゆく太陽
いとしさに胸の苦しけり 余計に泥を踏み過ぎた
やうやく給ふ爪木を灯し 其方の面を確かめる
居坐る理など殺めるべく 砂を払ひ落としたり
我はまう此処へは戻るまひ
落ちてゆく陽を背に 落ちてゆく陽を背に
いづこへ

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