陰陽座 鉄鼠の黶 歌詞
歌:陰陽座
作詞:瞬火
作曲:瞬火
発売:2018-06-06 11:56:48
末期に 堕つる 闇 深く
欺罔(きぼう)の 罪を 恥(ち)で 贖(あが)え
果たせば 労に 報いると
出任せ 恩を 無(な)みするか
手向けは 一筋の 泪
无冠(むかん)を 弔(とぶら)う 後悔(くやみ)の 黶(あざ)
無かれば 二粒の 舎利(しゃり)を
襲(かさ)ねる 鼠害(そがい)は
祈念(きねん)の 限りに 留まぬ
あれよ 惨めな 撥(は)ねた 鼠
目障りな 功徳(くどく) 揉み消そうぞ
否 故意に 非(あら)ず
如何様(いかよう)に 捉えるも
御心の 随意(まにま)に
実(げ)に 惘(あき)るぞ 豈図(あにはか)らんや
よも 阿闍梨(あざり)の 差し金 也と
好しに 過ぎた 柄の 所為か
抑(そも) 白河 延暦の 罠
山の 寺の 囂(かしま)し 破戒(はかい)の 極み
好しに 過ぎた 面の 皮ぞ
褒美の 反故(ほご)など 知らぬ
憾(うら)むは 棄(う)ち遣(や)る 無体と
謀(たばか)り 欺(あざ)く 様な
小者を 見抜けぬ 己の 愚よ
拭い去るのは 一筋の 泪
成せりを 葬(はぶ)りし 報いの 黶(あざ)
無かれば 二粒の 舎利(しゃり)を
襲(かさ)ねる 鼠害(そがい)は
傲(おご)りの 対価に 収めよ