歌:藍坊主
作詞:佐々木健太
作曲:佐々木健太
発売:2011-05-18 11:20:56
ありのままの君でいいなんて、俺は言わないぜ。
そうして生きていけないから君に、俺は歌うんだよ。
うまく、それらしいことばっかいってりゃ、とりあえずいい感じ。
そうだろ?濁った本当なんかより、フィクションのほうがいい。
だけどそれじゃ埋まらねえ、
穴ぼこがやっぱり僕らのリアリティー。
忘れないで、忘れないで、君がいつか俺を忘れても、
そこで君が笑ってるなら、優しくいられるなら。
今日も電車は運んでいくよ、僕らの魂を。
汗と、傘と、疑問を、びゅんびゅん、運んでいくよ。
誰か舌打ちしてる音が聞こえた気がした。
どうして、わざわざすり減るために、生きなきゃなんねんだろう。
くそったれの世界さ。
頑張りすぎなきゃ、誰もかまってもくれない。
忘れないで、忘れないで、俺たちはすり減るために生きてんじゃねえ、
そこで何が生まれたのかを、きみはもうわかってるんだろう。
凍ったっていうよりも、溶けられない感じだろう。
ひからびたっていうよりも、潤えない感じだろう。
忘れないで、忘れないで、君がいつか俺を忘れても、
そこで君が笑ってるなら、この世界を愛せるなら。
それでも愛せるなら。
君はもうありのままさ。