歌:vistlip
作詞:智
作曲:Tohya
発売:2013-10-24 09:19:39
朝焼けのホーム
舐めたいロリポップ
君に嘘ついた夜
生者と死者のライン分けた汽車のステーション
誰かを乗せるまで錆びて待っている
次の番だって焦る気持ちを悲しく蒸気にボカす
開かずの踏切で立ち尽くしていたんだ
一つしかないチケットを手に
バイオリンの音が唸って誘い出す胎教音楽
衝動のままに蹴破って逃げた
「誰もが幸せに生まれるの?」
止めてくれないとショゲる不幸者
銀製のスプーンで目玉くり抜いたって、文句すら零さない君が寂しい
「命に代えても。」君の唇癖に何度も無事を祈っていた
開かずの踏切でまたサイレンが鳴って、かき消す様にピアノを弾いた
別れも切り出せないあくどい私は、君の性質利用してしまう
「どうしてもあの星が欲しいの。取って来るまで此処に戻らないで。」
捨てた捨てた
罪に駆られて傷を忘れずに歩こう
「貴女を悪者にはしない。」と、云い聞かされたディナーを思い出す
朝焼けのホーム
舐めたいロリポップ
君に嘘ついた夜
なのに
黒いシルエット
息を整えて、云い付けられたモノを私に渡す
「これをどうぞ…。」って星のロリポップを泣きながら舐めた
「さぁさ、お嬢様。お別れで御座います。」
君は紳士に一礼した