歌:vistlip
作詞:智
作曲:vistlip
発売:2016-03-30 13:30:55
「ほら、どうだい?レンズごときには写せない。
こんなにも世界は美しいのに。」
盲点が隙を生んだせいで、肝心な時こそ役に立たない
「君の目が何故、二つしかないかって?背中を誰かに預けるためさ。」
「もしも複数の目を所有していたとすれば、広い視野の中で君は迷うだろ。
傷ついたり、つまづいたり、消えそうにない痛みを受け止めた時、
前だけを見れる様に。」
美しい世界が在るなら、逆も然り
ドス黒い世界も同時に写すんだ
媒体に脳を選んだせいで、忘れたい記憶も削除されない
「君の目が何故、二つあるのかって?守りたい誰かと抱き合うためさ。」
「もしも片方の目を失ってしまったなら、感覚が麻痺して手が空を切る。
“何処に居るの?離さないでよ。”消えそうにない痛みで崩壊した時、
ズレてしまわない様に。」
「涙で滲んでしまえば、汚(よご)れも汚(けが)れも輝く。
だから気が済むまで泣いてもいいんだよ。
瞼を閉ざし闇の中、夢を少し見れば、何度でも顔を上げたくなる。」
「もしも君が恋に落ちる日が来たら、
フォーカスを合わせて。ボヤけない様に。
左で影、右で光。重ねて出来上がる大切なヒトを愛してあげて欲しい。」
「後はもう、君に委ねるよ。何時だって終わりに出来るのだから。」