歌:古川本舗
作詞:古川本舗
作曲:古川本舗
発売:2011-06-30 16:15:36
真昼の月へと 浮かび上がった 真っ白に光る月光蟲「こころを一房噛みちぎって、届
けに行くのだ。」 と、いうのです。グリグリメガネの郵便屋は 「おれが伝える。」 と
声をかけたでも、ひらり。 飛んでったそのあとには 椨の灰が残るだけでした。煙が、
また消えた 大人に、ならないんだナァ…。響いた想いが、夜を撫でた。
言葉に成れないまま、 土に染みて消えるような想いが、音を立てた。 思い出せるよう
に。唄え、踊れ 泣いたりはしないぜ 聞こえるだろう? 戻るつもりは…ないか。唄
え、踊れ、 目を伏せたくらいじゃあ 隠せないんだナァ…。やがて、想いは滲んだよう
だ。 夜をかきわけて、赤い火が灯ったらせめてほら、響け また今日が来ても 思い出
せるように、その日を超えられるように。