歌:古川本舗
作詞:古川本舗
作曲:古川本舗
発売:2022-06-02 06:02:19
見上げたのは嘘みたいな夜の青さで、
街の明かりも割れた恋も消えてしまったんだ。
“ヘラヘラと笑って気付かないまま乾いて行くもの” さ。
フラフラと歩いて、酔えもしないで取り残されて居る。
私たちは、繋がれない。何も残せない。
心のひとつも見せられずに失ったままで。
『揺らいでいたいだけ?』
仕方ないと思っていたいのさ、
『塞いでいたいだけ?』
誰の声だって聞こえているよ。
脆く幼い心を揺らす夜の底を泳ぐ。
淡く弱いままではもう歩けそうもないから。
私たちは、重なれない。誰にも言えない。
“違うこと” すら許されずに絡まっていくだけで良い?
『揺らいでいたいだけ?』
『このままいたいだけ?』
朝まで眠りに落ちてしまえば良いのさ。
『間違っていたいだけ?』
「…。それはまだ言わないでいてくれよ。」
脆く幼い心を揺らす朝の光に今照らされても消えたりしないなら
どこに隠れたらいい?
砕けてはくれない想いを眠らせられるなら!
夜は何も応えないくせにさ、そこで笑っているなんて!
夏の匂いと、夜の香り。
真夏の酔いは冬に醒めた。
踊りあかすだけ。
夜は明ける。明けるのを知っている!
笑い声と、恋の終わり。
裸足になって、裸になって。
踊りあかすだけ。
夜は明ける。明けるのを知っている!