SETA 東京地下2階 歌詞
歌:SETA
作詞:SETA
作曲:SETA
発売:2022-04-20 08:35:06
産毛を立てた彼女
裂けそうな瞳を転がし
涙が落ちるのを望んでいた
賢く生き延びるのよ
母はいつも叱った
彼女は優しさと愚かさを測れない
毒だらけの世界は悲しいけど
愛だらけの世界も疎ましい
あゝあゝ されるがままの彼女はいとおかし
大人になったとしても
足りないこの隙間を
彼女はあの時もう知っていた
無駄に与え続けては
見返りは求めずに
何かが弾けてはただ歯を食いしばった
初めから悪けりゃ何も言わないのに
堕ちて行く時は晒し者さ
あゝあゝ 置き去りにした心はいとおかし
騙す方じゃなくて騙される方で
よかったよかった
そう微笑みながら
もらうよりもずっと与えることができて
よかったよかったよかった
いつもそう言ってた
そして僕らは知ることだろう
あと一ミリ足りない人生
あゝあゝ されるがままの僕らは美しい
騙す方じゃなくて騙される方で
よかったよかった
そう微笑みながら
もらうよりもずっと与えることができて
よかったよかったよかった
いつもそう言ってた