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日向電工 プラスチックケージ 歌詞

歌:日向電工

作詞:日向電工

作曲:日向電工

発売:2017-02-23 09:48:46

風袋(ふうたい)倒しの取水塔先の
風も匂いも音すらも廃った
合成樹脂で出来た遊園地さ
臨界点

時折揺れるは模造のカラシナ
機械、自壊、事態、事象スタッカ
枢要(すうよう)機関、まるでヴァルトブルク城

焼け付く脳裏に
揺れる逆さの時計塔
急転直下の
虚言はまるで本音の心臓

バッと食らったら仰け反った
バッドトリップが飲み込んだ
いっそスラック使い込んじゃって
混乱陶酔症

きっと狂った僕の声を
滑車がもっとかき回して
ずっと続いて揺れるバイキング
遊泳動揺病

無人で動く着ぐるみかいくぐり
風も匂いも音も見失った
合成樹脂で出来た遊園地さ
融解点

時折揺れるは機械の歯車
迂回、流転、回避、逃避回った
駆け出す方向道もわからぬまま

溶け出す表裏に
進む逆さの時計塔
あと二つ進めば
僕らもきっと幽体の心臓

バッと食らって逃げ惑った
ハンドクラップが鳴りだした
いっそスタック打ち崩しちゃって
動転狭心症

きっと狂った僕の声を
合成樹脂に放り込んで
ずっと繋いで飼い馴らすんだ
幽閉遊園症

じっと動かず声殺した
ぐっと堪えて噛み殺した
頭の中で合図が
鳴り響く

バッと駆け出して逃げ切った
ハンドクラップが鳴り止んだ
いっそこのまま消し飛んじゃって
亡霊遊園地

きっと狂った僕の声は
滑車が全部食べ尽した
虚言の樹脂と廃墟に
さようなら

同名の曲が1曲収録されています。

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