歌:限りなく透明な果実
作詞:福島聡
作曲:限りなく透明な果実
発売:2023-02-03 14:30:52
暖かな記憶 纏ったまま飢えをしのいで 枝葉の朽ちた道のすがら 水を飲み干して
天秤座の方で鳴き声がする 指が震えてる 君は黙って息をしてることに 怯えずにいる
片目が無くとも 存在を 耳をそばだてて 立ち止まり 今よりも先の霧の向こう側
心に栄養足りてないよ でも生きてはいる 天秤座の方へ歩けるのか 擦れたズボンで
ねえ『ありがとう』言えなかった
(真っ白な牙を研ぎ澄ませた)
子守唄聞けなかった
(僕らの意味や居場所を探して)
片目を閉じて意識を知ることに怯えずに 天秤座の方で息途絶えた雪うさぎがいる
君は黙って息を吐いた それすら凍るような物語の先へ行くの 擦れたズボンで
ねえ『ありがとう』言えなかった
(真っ白な牙を研ぎ澄ませた)
子守唄聞けなかった
(僕らの意味や居場所を探して)