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落合みつを 去年のガソリン 歌詞

歌:落合みつを

作詞:落合みつを

作曲:落合みつを

発売:2019-07-18 17:27:56

冬の匂い、微かに残る晴れた日の午後
眠っていたバイクの誇りを袖で拭い
去年越しのガソリンに息を吹きかける
グズグズ小言のような声で立ち上る
黒い煙と、過ぎて行く過去を
俺は見つめながら、何か始まりそうな予感がしていたんだ

錆び付き鈍くなったアクセルは、どうやら今の僕のようです。
そんな所まで似なくてもいいのに…
周りに誰もいない事を確かめた
捩れた最後の煙草をゆっくり
フィルターの根元まで吸い込み
吐いた煙は、いつまでも青く残っていた

遠くで犬が吠えている
それが生まれてきた理由のように
遠くで犬が吠えている
まるで生まれてきた理由のように
遠くで犬が吠えている 遠くで犬が…

僕らの冬はとても長くて、冷たい
だから待っていたんだ
声張り上げて、たとえ誰にも聴こえなかったとしても
それは それさ

無責任に誰かが吐いた排気ガス
汚れた雪の上に、また白く降り積もる
どっちが先だったのかなんて
いまさら誰も覚えてもいねえだろ
ただひとつだけ、はっきりしてる事がある
つまりはこうだ。この胸の痛みだけは本当だって事さ

やたらと喉が渇くんだ、くそ
彼女と一緒にコカ・コーラが飲みたい
彼女と一緒にコカ・コーラを
彼女と一緒にコカ・コーラを
彼女はあんまり好きじゃなかったみたいだけど、
それでも、一緒に…

僕らの冬はとても長くて、冷たい
だから待っていたんだ
声張り上げて、たとえ誰にも聴こえなかったとしても
それは それさ

新しい春は もうすぐそこまで来ていたんだ
何かは消え、何かは残り、そしてまた何かが
始まろうとしていたんだ

僕らの冬はとても長くて、冷たい
だから待っていたんだ
声張り上げて、たとえ誰にも聴こえなかったとしても
それは それさ

同名の曲が1曲収録されています。

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